OCT-SS-01
サンプルの深部まで画像化することができるため、内部の構造を詳しく調べる用途に適しています。
OCT-SS-01の撮像例①
下記は、ヒト指の腹の撮像例です。
数秒スキャンして計測された3次元データから、表面画像と複数の断層画像を得ることができます。
表面画像では、キメ、毛穴といった表面形態を確認することができました。
断層画像では、表面付近の層構造や汗腺に加えて、より深部の内部構造まで計測することができて、血管なのか毛包なのか判別できませんが管のような構造(管腔)が観察できました。
減衰係数(組織密度を反映します)の画像では、OCT画像で見られたシャドー(黒い縦のすじ状の影のような見え方)がなくなって、内部構造がより観察しやすくなりました。
OCT-SS-01の撮像例②
下記は、ヒト前腕内側の撮像例です。
皮膚にジェルを塗って計測したので、表面画像では、キメ、毛穴といった表面形態のほかに、小さな空気の泡も映りました。
断層画像では、内部の構造も確認でき、毛幹につながっている毛包が観察できました。
減衰係数(組織密度を反映します)の画像では、表皮と真皮の違いがはっきりしました。また、OCT画像で見られたシャドー(黒い縦のすじ状の影のような見え方)がなくなって、内部構造もより観察しやすくなりました。
OCT-SS-01の撮像例集
Facebookページ、Twitterにて、新しい撮像例を随時投稿しています。
OCT-SS-01のスペック
横分解能 | 縦分解能 | 画像化深度 | 計測範囲 | A-scanレート | B-scanレート | ボリューム計測時間 |
19 μm | 15 μm (空気中) 11 μm (組織内) | 1.5 mm (サンプルによる) | 4 × 4 × 4 mm3 (横方向は1~12 mm程度選択可能) | 50,000/sec | 110/sec | 4.7 sec |
計測対象や用途に合わせて機能や性能のカスタマイズが可能です。
詳しくは、お問い合わせください。