高精度計測(TimeSync)

 高精度計測には、代表例ではデータ精度、ポジション精度などが挙げられますが、ここではTimeSync(Time Synchronization)=時間同期精度を挙げます。
一度に沢山のチャンネル信号を取り込むような場合には、往々にして複数の計測器を並べて動作させる構成になりますが、それらの測定開始時刻をどう合わせるかが課題になります。
弊社では、NI社製PXIシャーシ複数台に計測モジュールを挿入し、1つのPXI同期モジュールと同期用計測ドライバを使用して1000CH以上の高精度時間同期計測を実現した事例があります。

特殊環境計測 

 特定用途向け実験施設や特殊車両内での計測では、広い動作温度範囲や耐衝撃性能が求められます。
NI社では、ComactRIO、Field DAQ、PXIなどこれらの要求に応える優れた製品が販売されていますが、その性能を最大限にかつ効果的に発揮するには、適切な製品の選定が不可欠です。弊社では、これまでの豊富な経験に基づき、お客様の環境にあった最適なシステムの提案が可能です。
例えば、高い重力環境下でも高速高精度な計測が可能な、PXI装置を使用した計測システムの開発や、常に振動がかかり続ける大型重機車載用のComactRIOを使用した計測システムの開発などを行っております。

FPGA(高速リアルタイム処理)

 FPGA(Field-Programmable Gate Array)はプログラムを使用して再構築可能なLSIで、ハードウェア実装と同等な高速処理をソフトウェアでいつでも書き換え可能な事が特徴となります。
 この書き換え可能な特徴を利用して、高速デジタル処理回路や組み込み製品のの試作や小ロットの量産品などに利用されています。
 FPGAのプログラミングは、VHDL等のデジタル回路設計用専用言語を主に使用していますが、NI社LabVIEWを使用してXilinx社のFPGAをプログラミングすることが可能となっています。
 弊社では、NI社製FlexrRIO画像処理ボード(NI1483R)を使用したリアルタイム画像演算処理、NI社製FlexRIOコントローラを使用し、人が容易に入れないような遠隔地での組み込み制御などの事例があります。 

LabVIEW FPGAスタートアップガイド
http://www.ni.com/tutorial/14532/ja/

LabVIEW2020 FPGAモジュールとLabVIEW NXG FPGAモジュールを比較 
https://www.ni.com/ja-jp/shop/electronic-test-instrumentation/add-ons-for-electronic-test-and-instrumentation/what-is-labview-fpga-module/compare-labview-fpga-module.html

GPGPU(高速並列処理)

 PCのグラフィックカードは、CAD、ゲームのリアルタイム画像処理(3D等)用に、並列演算とパイプライン処理に特化した複数のの演算ユニットが搭載されています。この演算ユニットを画像処理以外の目的に使用する技術をGPGPU(General-Purpose computing on Graphics Processing Units)といいます。GPGPUでは、CUDA、OpenCL等の専用の言語を用いてプログラミングを行う必要があり、Nvidia社製GPUに特化したCUDAが主流となっています。 
  Nvidia社製GPUの場合、SharedMemoryと呼ばれる小容量であるが高速なメモリをうまく使用する事が高速化の鍵となっています。 
弊社では、GPGPUを使用した、3Dデータのリアルタイムボリュームレンダリング、医療向けデータ演算処理のGPGPUを使用した高速化(CPU演算と比較し8倍の高速化)などの事例があります。 

特殊モジュール/センサー

〇 光入出力モジュール 
 高電磁場などの外的ノイズが多い環境化において、機器間の通信にデジタル信号を使用している場合、ノイズ対策が重要となります。 
 24V系モジュールの使用、RS-422等の作動信号の使用など考えられますが、お客様のご要望で光信号による通信を採用することとなりました。 
 National Instruments社のcRIOシリーズでは直接光信号を扱えるモジュールはありませんでしたが、サードパーティのIRS社の光通信モジュールを採用したシステムを構築致しました。 

〇 RS-422入力モジュール
  お客様の装置に合わせ、RS-422信号入力用のカスタム端子を備えた、NI社 Compact RIOモジュールを作成しました。 
 右の2つのモジュールでお客様装置からのRS-422信号を入力し、左から2番目のモジュールでRS-422信号からTTL信号に変換した後、左端の NI9203でTTL信号として装置からの信号を受け取ります。


※特注品、海外製品、カスタムモジュール、特殊センサーについてもご相談ください。 

先端技術研究成果の実用化支援

〇 超微細スーパーインクジェットシステム
〇 熱物性計測システム
〇 SS-OCT、SD-OCT、JM-OCT(光コヒーレンストモグラフィー)
〇 コンパクトMRI(核磁気共鳴)

詳細は、お問い合わせください。