データ管理オプションと自動解析オプション
OCTでは目的達成のために大量の計測を行うことが多いです。この大量の計測データから最適な画質の画像を生成する後処理には、時間がかかります。
データ管理用サーバに計測データを転送すると自動的に順次後処理を実行してくれるので、ユーザーは後処理の間拘束されることはなく、全処理完了後に生成された画像をまとめて閲覧することができます。
さらに、見やすく画像を整列したレポートを自動生成したり、後処理ソフトウェアオプションでの分析や処理の結果のレポートを自動生成することも可能です。
以下に自動生成レポート例を掲載します。
自動生成レポート例: 深さプロット
プロットと、分析に用いた各データの画像の一覧です。それぞれ、分析に用いた範囲を赤四角で示し、表面整列した画像も表示されているので、定性的に確認し直すこともできます。
自動生成レポート例: 2D結合
結合に使った各データの画像と結合結果の画像、および結合した際のそれぞれの位置の一覧です。
自動生成レポート例: 3D表面結合
結合に使った各データの画像と結合結果の画像、および結合した際のそれぞれの位置と角度の一覧です。
自動生成レポート例: JM-OCT画像一覧
JM-OCTでは多くのコントラストがあり、一つ一つファイルを開いて確認するのは大変な作業になります。いくつかの位置の各コントラストの一覧を確認することで、計測結果の概要をいち早くつかむことができます。
自動生成レポート例: 写真とOCT画像の一覧
サンプルの写真(OCTとは別途撮影)とOCT画像を並べた一覧です。
いちごの例では、水分を失った部分ではOCT画像で表面付近の細胞がつぶれていることが分かりました。